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上杉昇トークライブIN山形

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上杉昇トークライブIN山形

上杉昇トークライブIN山形

2023/10/08

多分・・・多分だけど、初めてWANDSの楽曲を聴いたのは中学校で給食の時間だった。

それか、山田邦子が司会を務める歌番組だったかも。

「時の扉」がヒットして、その前にスマッシュヒットしていた「もっと強く抱きしめたなら」もチャートに食い込んでいた頃だから、1993年だと思う。

同じ剣道部の仲間や先輩も皆WANDSが好きだった。・・・ように思える。

いや、1993年はB'z、T-BOLAN、WANDS、ZARD、ZYYG、REV、など音楽制作集団Beingがヒットチャートを席巻していたから当然と言えば当然だ。B.B.クイーンズやMi-Keもそうだ。作曲家のクレジットを見ると大体は織田哲郎か栗林誠一郎だ。

Beingはミュージシャン同士の交流は禁止されていたそうだが、楽曲では作詞や作曲、コーラスではお互いに参加していたから、今で言うとアベンジャーズのような集団に思える。

その集団の中でもヴォーカルの上杉昇の歌声はそれまでの人生で聴いた誰の歌声よりもカッコ良かったし、その後30年経った現在も上杉昇よりカッコイイ歌声に出逢っていない。

上杉昇は私の7つ年上だった。私がBunBun堂で働いていた頃の先輩の多くは6〜7つ年上だったから、何故かその先輩方に上杉昇を重ねたりして、実際に地球上に存在する人物なんだと勝手に言い聞かせていた。

WANDSを脱退し、al.ni.coを結成した時も、数年経って(前事務所との契約問題だったらしい)ようやくソロ作品を発表した時も、猫騙と言うバンドを結成した時も必死に追い続けた。

ますます歌声に磨きがかかり、進化している・・・!!

 

当時騒いでいた同級生に今もここまで追いかけている人はいないだろう。

ヒットチュートやTVの音楽番組に出ていないと、過去の人になったと思っている馬と鹿が多い世の中だから。

 

しゃねげど!!

 

魅力の一つなのだが、上杉昇はいつも何かに抗っている。

自分のやりたい音楽をやらせて貰えないWANDS時代の苦悩や商業音楽について。

POPでキャッチーな楽曲を作れと言う事務所と自分がやりたいグランジやオルタナティブな音楽志向。

この相反する音楽性の違いの狭間でできた「PIECE OF MY SOUL」と言うアルバムがとても好きだ。

プロレス団体で例えるなら、旧UWFなのかも知れない。今改めて見ても旧UWFは面白い。

とにかく良い塩梅なのだ。

上杉昇はWANDS在籍中の頃をアイドル時代と言ったりするが、まさにMY IDOL上杉昇が初めて山形に来ると言う情報を知ったのは一ヶ月ほど前だっただろうか。

目を疑った。

山形市七日町のJAZZ BAR・Noisy Duckに来る・・・。

しかも初の全歌詞集発売記念トークライブ+先行販売+サイン会で!

女房を質屋に入れてもイガンナネ!!(女房いないけど)

そう、思ったものの行く事に躊躇した。

いや躊躇するふりをした。

ドダナダズ!!と思われた方もいると思うが、この感じ伝わらないだろうか?

 

結局、10月5日と言うギリギリに前売り券を買い、当日は誰も誘わず一人で会場に向かった。

私の後に一人だけ入るまさに定員ギリギリだった。

しかし結果的に一番前の列に座れた。

 

そして開演時刻通りに上杉昇が入場!!

ウォーーーーーーーーーッ!!

自分でも予想しない大きな声がデタ。

 

※上杉昇OfficialFacebookより画像をお借りしました(ユタちゃんを探せLevel.44)

発見できたでしょうか?

上杉さんも猫背ですが、私も負けないぐらい猫背ですね笑

そんな訳で前置きが長くなりましたが、語り口調をやめて昨夜10月7日に開催された上杉昇トークライブの模様をリポートして行こうと思います。

 

「どうも藤井風です」

 

と、着席早々小ボケをかましてくれました(笑)しかも2回!!

藤井風とか知ってるんだ!スゲ〜!!

上山の銘菓・中條饅頭も頬張りながら喋ります。スゲ〜!!上杉昇が饅頭食べてる〜!!

 

と、自分の3mほど先にいるマイアイドル上杉昇の一挙手一投足を目に焼き付けようとしていたのですが、隣に座っていたアジア系の女性から仕切りに話しかけられます。

 

「エ?アナタトークショーハジメテ?」

「ドコカラキタ?」

 

え?もしかしてこの後俺と飲みに行きたいんちゃうん?山形のオススメのお店聞きたいんちゃうん?

とか少し感じながらも、素っ気ない対応をしてしまった。

ゴメンナサイ・・・だって目の前に上杉昇がイルンダヨ!!

そんな訳で意外だったのが、山形市からの参加者が一番少なくて、次に秋田や福島の東北、一番多いのは他県からの来場だった事です。

12月9日(土)のツアー・ファイナル公演が完了まではライブとトーク・イベントの内容(演奏曲目や演出に関しての記述)をアップすることは控えて頂きますよう公式にお願いされているので、トークの内容は省きますが、Being時代の他のバンドのアノ方をイジったり、アノ曲について語ったり、胸アツでした!!

上杉さんは小ボケもかましつつ、言うべきところは真摯に答えるカッコイイ大人でした。

そして相当・・・犬とユタ(沖縄の)が好きなようです笑

開演前に募集していた上杉さんへの質問は私の中学時代からの質問を書き殴ったのですが、採用されませんでした。

でもそれは既に全歌詞集に書かれていました。

そう、この日先行販売された30周年記念の全詩集には詩は勿論、その作詞時のエピソードなども書き綴られているのです。知られざるエピソードが満載なのでコレはファンにはマストアイテムと言えますよ!!

そして入場時に予め購入したブツにいただいたサイン。

このサインを目の前で書いてもらい、そのまま退場となるのですが、この時に少々お話しできると25番目の私は察しました。

ちなみに25番目は最後から2番目だったので、トークする内容を練り込む時間がだいぶあったのです。

そしていよいよ私の番です。

 

山形に来てくれてありがとうございます!

「いえいえ〜。カキカキ・・・」

上杉さん今度レコードでもリリースして下さい!

「今そう言う話も来てるんですよ。カキカキ・・・」

えぇっ!!マジっすか!!楽しみにしてます!!

「え、今ってレコードで音楽を聴く人増えてるんですか?カキカキ・・・」

めちゃくちゃいますよ!!

お会い出来て光栄でした!また山形来て下さい!!

「こちらこそありがとうございます。」

 

と思いの丈すべてを吐き出す私に、ある意味楽曲のイメージとは全く違う、とても優しい声と柔和な対応をしていただき嬉しビックリでした。

 

上杉昇と会話したーーーーーーーーッ!!

 

この気持ちを忘れないように繰り返し繰り返し会話した内容とトークショーの内容をリピートして、歩いて帰宅しました。

 

生きてる。

MY IDOLが生きている。

ブルース・リーは亡くなっていたし、坂井泉水さんも三沢光晴さんも亡くなってしまったが、上杉昇さんは生きている。

アイドルとは限られた期間にしか現れない自分の人生を狂わせるぐらいの影響を与える人物の事を言うのだと実感しました。

そう考えると、これから先の自分の人生にMY IDOLはもう現れないんです。

だからこのブログを読んでいただいているアナタがもし自分のアイドルに逢える機会があれば迷わず逢いに行って欲しいと思います。

ちょっと小っ恥ずかしいし、躊躇すると思うけど・・・。

 

次はライブに行こう!!

その時は遠慮なくお休みをいただきます!!

 

そして耳寄り情報なんですが、現在再びWANDSメンバーに復帰した柴崎浩さんが来月山形に来るそうです!!

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